間歇泉をさがしに
旅行前の打ち合わせでウリさんが一枚の写真を見せた、温泉が吹き出ている穴のようだがとても迫力があり美しい。全体がどうなっているのか知りたい、素晴らしい風景が見られそうだ。
ここに行くんですか。もし時間が余れば。ぜひ行きましょう。みんなの意見は一致していた。
そして今日その間歇泉のある温泉へと向かう。今までの工程でかせいだ二日間のうちの一日を使って。
サガから少し東に走り左折して北に向かう、きれいに舗装された道だ。あまり人のいかない美しい自然の中かと思っていたが、思ったよりひらけている。このままこの道を行くとチャンタン高原の改則手前のトンツォまで続いている。
道の先に蒸気が上がるのが見えるおもしろそうだ、到着までそう時間はかからなかった。途中の看板には「達格架噴泉」と書いてあった。
ここに行くんですか。もし時間が余れば。ぜひ行きましょう。みんなの意見は一致していた。
そして今日その間歇泉のある温泉へと向かう。今までの工程でかせいだ二日間のうちの一日を使って。
サガから少し東に走り左折して北に向かう、きれいに舗装された道だ。あまり人のいかない美しい自然の中かと思っていたが、思ったよりひらけている。このままこの道を行くとチャンタン高原の改則手前のトンツォまで続いている。
道の先に蒸気が上がるのが見えるおもしろそうだ、到着までそう時間はかからなかった。途中の看板には「達格架噴泉」と書いてあった。
真ん中にけっこう迫力がある大きな川が流れている。いたるところから蒸気が上がっている。湯につかったらしき壊れた小屋がいくつかあった。昔はもっと温泉が湧き出ていたのかもしれない。
温泉のずいぶんはずれに5、6部屋ある宿泊できそうな家があった。温泉としても使われているのだろうか。温泉につかるチベタンの写真は見たことないので、きっと足湯でもするのだろうか。
足湯のできそうな場所があったので靴を脱いで浸ってみた、意外に気持ちがよかった。宿に帰りバスタブにお湯を少し張り足をつけてみたが気持ちよくなかった、温泉は効いているのかもしれない。なんだか足の疲れが取れた。
残念ながら期待は裏切られた、規模が小さい。写真にはよく裏切られる、美しいところだけを切り取って掲載されているせいだ。
少し先にある湖に行き、朝買ってきた包子とお菓子で昼飯にした。
今日はこれだけ、2時ごろ宿に戻る。町を散歩するがあまりおもしろそうなところがない、茶館に入ってチャガモを飲みながら旅の記録を書いた。
サガは町を作り替えている途中という感じだ。
毎日の食事はついた町の通りを歩きながらウリさんが探す、長年の勘を頼りに、そしてその勘は外れたことがまずなかった。そしてサガの食堂もとてもよかった。
見た目は普通の食堂だが、三つある大きなテーブルは一組が帰るとすぐにうまり、空いたことがなかった。帰るとき厨房をのぞいてみるとオヤジがうれしそうに私達を見つめていた、二日続けてきた外国人だからね。
オヤジはなかなか立派で料理に自信があるように見えた。若い見習いらしき調理人にも厳しいらしく、バカていねいに野菜を切らされていた。
たまに停電というおもけもついた。東京で暮らしていると停電など遠い昔の話だ、なんだか懐かしく楽しくもある。消えるとすぐにバッテリーにつないで明かりがつき、食事は続けられる。
サガは町を作り替えている途中という感じだ。
毎日の食事はついた町の通りを歩きながらウリさんが探す、長年の勘を頼りに、そしてその勘は外れたことがまずなかった。そしてサガの食堂もとてもよかった。
見た目は普通の食堂だが、三つある大きなテーブルは一組が帰るとすぐにうまり、空いたことがなかった。帰るとき厨房をのぞいてみるとオヤジがうれしそうに私達を見つめていた、二日続けてきた外国人だからね。
オヤジはなかなか立派で料理に自信があるように見えた。若い見習いらしき調理人にも厳しいらしく、バカていねいに野菜を切らされていた。
たまに停電というおもけもついた。東京で暮らしていると停電など遠い昔の話だ、なんだか懐かしく楽しくもある。消えるとすぐにバッテリーにつないで明かりがつき、食事は続けられる。
おまけ2 チベットの食堂の料理
中国旅行のツアーに参加すると食事は、朝はホテルのバイキング、昼は観光先の食堂で中国料理、夜は高級レストランで中国料理、と決まっている。
中国料理はほとんどが油で処理したものだ、高級な所ばかりならいいのだが、そうでない時は必ずツアーのうち何人かが調子をこわし食事を休む。日本人には少し油が強い。そして味が濃い。
中国料理はほとんどが油で処理したものだ、高級な所ばかりならいいのだが、そうでない時は必ずツアーのうち何人かが調子をこわし食事を休む。日本人には少し油が強い。そして味が濃い。
しかし今回は誰も調子をくずさないどころか食事の時間を楽しみにしていた。特に私は一時的大食いになってしまった。
ニマの湖のほとりでチュンペイにもらった自家製ヤクのチーズ。ものすごい薄味なのだ塩はかすかにしかついていない、別に塩をかけて食べるわけではない、一緒に食べたKさんが薄い薄いと言っていた。
三、四年前、ラサの食堂で食事した時ガイドさんはご飯にヨーグルトをかけてそれだけを当然のように食べていた、何もかけず。それを見た私は一瞬椅子から落ちそうになった。
チベットの食堂の料理は塩分が抑えられ油もひつこくないのはなぜだろう。
チベタンの食事の主食はツァンパだ。ハダカムギの粉をバター茶でこねてそのまま食べる。二度ほど食べたが麦こがしのような匂いがするがほとんど味がない、決してうまいものではない日本人には。
何百年も続く食の好みはそうは変わらないということだろう。
チベットの食堂の料理は四川料理が中心だから四川省から出稼ぎに来たコックが作っていると思う。それでも薄味、とうぜん客が薄味を好むならそうならざるをえない。チベットの料理は薄味なのだ!
何百年も続く食の好みはそうは変わらないということだろう。
チベットの食堂の料理は四川料理が中心だから四川省から出稼ぎに来たコックが作っていると思う。それでも薄味、とうぜん客が薄味を好むならそうならざるをえない。チベットの料理は薄味なのだ!
涼粉
夏の中国の街角でよく見かける屋台料理だ、鉄板の上で好みの味付けに麺を和えてくれる、美味しそうでいつも食べようかと思うが夏の冷たい料理のため火にかけてない、あぶないのでいつもあきらめる。
しかしラサのレストランで出てきた、やっと安心して食べられたが別に美味しくはなかった、がっかり。やっぱり屋台で食べるものらしい。麺は緑豆の粉で作られている。
ニンニクの葉
ニラのように見えるがニンニクの葉だ、中国ではよく使われるらしい、肉によく合うしくせもないし、なぜ日本では使わないのだろう。
ドクダミのサラダ
バイキング形式の食堂で新鮮な緑のサラダを取って食べてみたらきつい味がする。ドクダミよとHさんに言われた、うわさには聞いていたがこれか。もう一度取ってきてついでに写真に撮って味わおうと思ったらからになっていた。けっこううまい。今度家で初夏になったら試してみよう。